その割合は・・・
タイミングが合えば1回の排卵で20~25%の確率で妊娠すると言われており、
実際1~2年のうちに 約90%のカップルが妊娠に至ります。
ですから、およそ10組に1組が不妊症と考えられています。
妊娠を望むカップルが避妊をしないで性交を行うと、
1年後には90%のカップルが妊娠します。
これは、年間10~12回の排卵(妊娠のチャンス)があったのに、
累積して90%のカップルしか妊娠していないということです。
3ヶ月で50%。6ヶ月で70%。1年で90%の割合で妊娠している為、
排卵1回あたりの自然妊娠率はおよそ30%程度。
1年以降にはほとんど妊娠が期待できません。
そこで医学的には1年すぎても妊娠しないカップルを不妊症と定義しています。
一度も妊娠したことのない方を原発性不妊と呼びます。
また妊娠したことはあるが、その後妊娠できない方を続発性不妊と言います。
不妊症の夫婦は10組に1組の割合に存在し、
この割合は昔も今も、また欧米と日本とでも 差はないと言われています。
タイミングが合えば1回の排卵で20~25%の確率で妊娠すると言われており、
実際1~2年のうちに 約90%のカップルが妊娠に至ります。
ですから、およそ10組に1組が不妊症と考えられています。
不妊症の原因は、男女ともに同じくらいの確率があります。
男性2~3割、女性2~3割。 残りが原因不明のものや、両者に原因がある場合です。
根本となる原因をみつけるのが一番の近道です。
不妊症の検査はご夫婦お二人で受けれるのが効果的ですが、
ご主人様だけ、もしくは奥様だけでも かまいません。
十分検査を行ったうえで治療に入りご夫婦の希望に沿ってどこまでの治療を行うかを決めていきます。
検査まで踏み切れない・・・。
という方はまずご相談を。
水曜日・土曜日の午後と、日曜・祝日は休診日となっております。
お日にちをお確かめの上、お掛け間違いには十分ご注意ください。
妊娠が神秘的であるように、不妊の原因についてもまだ解明されていない部分がありますが、
現在では以下のような不妊原因が特定できるようになりました。
不妊の検査は様々なものがあります。
排卵日を正確に予測して夫婦生活を持つタイミングをはかる方法で、
不妊治療において身体に負担が 少ない一番自然妊娠に近い方法です。
人工授精は精子を子宮内に直接注入し、卵子と精子が出会う確率を高める治療法です。
子宮内に注入された精子は自力で卵管内へ移動し、
排卵後に卵管内に取り込まれた卵子と自然に出会います。
精子を注入する方法が「人工的」なだけで、
精子を注入した後の受精⇒着床⇒妊娠という過程はあくまで「自然」であり、
性交渉による妊娠と何ら変わりありません。
※上記いずれの場合も卵管通過障害(卵管狭窄・閉塞)がないことが前提です。
卵巣より直接成熟卵を採取し(採卵)、体外で卵と精子を培養液の中で一緒にし(媒精)、
その後受精・分割成長した卵(胚)を、子宮内に戻す(胚移植)ことを言います。
※体外受精は、他院を御紹介させて頂いております。
日頃の診察ではゆっくりお話しできていない妊娠の仕組みや検査や治療の内容についてご説明します。
いったい私はなぜ妊娠しないのか、これからどんな治療が必要なのかなど疑問があると思います。
知識を深めて安心して治療を受けていただきたく思います。 ご夫婦でも奥様お一人でも遠慮なくご参加ください。
予約制ですのでご希望の方は外来受付にお申し出ください。